Heal The World [NaNo]
こんばんは、NaNoです。
今月は結婚式ラッシュでして、毎週のようにどこかで幸せのおすそ分けを頂いております。どの夫婦も幸せいっぱいで、良い人生送ってるなぁ、とあたたかい気持ちになれますね。逆に財布は寒くなる一方ですが、無駄な出費ではないので、どちらかと言うと「ちゃんとお金使えてるな」って思ってます。ギャンブルに消えていくお金と比べれば、同じ出費でも気持ちの面で段違いですから笑。昨日も、同僚(かつ、仕事帰りにCooのライブに足を運んでくれた有難い友人です。しかも新郎新婦とも!)の結婚式があり、晴れやかな姿がとても印象的でした。実はこのお二人、入籍は相当前に済ませており、なおかつ現在はお子様も授かっているので、昨日は小さな娘さんも一緒の披露宴という、それはそれは愛らしい宴になりました。この子が大きくなったらどうなるのかな~、なんて考えていたら、ふと自分が音楽の力に魅了された一つの曲を思い出しました。もしかすると、自分の音楽魂の核になっているかもしれない曲、それが『Heal The World』です。
この曲は、1990年代前半(1992年くらいだった気がしますが…)にマイケルジャクソンが発表したものです。当時、自分の中では『Thriller』のイメージが強すぎて、マイケル=黒人シンガーダンサーという、今から考えれば恥ずかしすぎるような偏見しかなく、特に気に留めるような存在ではなかったことを覚えています。ところが、とある洋楽オムニバスCDを聴いていたときにこの曲が流れてきて、脳を直撃。大げさな言い方ですが、ほんと直撃だったんです。とにかく曲のエネルギーが半端じゃない。その後、マイケルについていろいろ調べてみたり、ショートフィルムを見てみたりした結果、「この人は売れるためじゃなく、本心から歌詞に著されていることを思い、歌っているに違いない」という結論に至り、「偉大すぎるアーティスト、マイケルジャクソン」のイメージが定着しました。
この曲のショートフィルム(MV)は曲のメッセージをそのまま具現化した仕上がりになっており、初めて見たときは涙が自然とにじんできたのを覚えています。アーティスト自身の姿を前面に押し出して作り上げたPVとは違い、曲に対する思いの結晶と言うべき作品。ライブにおいても、その世界観を出すために壮大な演出を凝らすこだわりよう。一生かけても超えることができないであろうこのパフォーマンスに少しでも近づきたいという思いが、自分の中の音楽魂にエネルギーを送っているのだろうと改めて思います。
気になったので、YOUTUBEにアップされているショートフィルムをしばらくぶりに見てみました。やっぱりいいなぁ。内容はネタバレ防止のために書きませんが、現代日本人が完全に忘れそうになっていることを思いださせてくれる作品だと思います。ブログ作成能力の問題で埋め込みがうまくできない…ので、気になった方がいらっしゃいましたら『Heal The World』で検索してみてください。
公式映像はこちらから見られます
音楽は何かを伝えるためにある。そして、人と人とがつながるためにある。音楽に世界を変える力はないかもしれないが、人を変える力はあるはず。そして、その人が世界を変えてゆくことができる。いつか、そんな影響力を持った曲が1つでも作れたら、音楽やっててよかったなぁと思えるのかもしれません。
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