明けましておめでとうございます。昨年は、多方面の方々に支えられて無事に乗り切ることができました。今年も変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
さて、昨日大晦日に、表題のイベント「地下謎への招待状」にチャレンジしてきました。謎解き街歩きゲームというもので、東京メトロとSCRAPのコラボイベントです。2014年に初開催され、2015年は2回目。仕事が忙しくなる時期に開催されるため、今年も無理だなと思っていた矢先に、「1月31日まで延長!」ときた。ええ、飛びつきましたとも笑。というわけで、誰もがのんびりと年越し準備している中、地下鉄であっちこっち行ってまいりました。今回は、そんな大晦日の奮闘劇をお届けします。ネタバレは全くありませんので、これから参加する予定の方もご安心ください。
謎解きキット購入~4つの目的地
このゲームに必要なキットは、指定された東京メトロ定期券売り場で購入できます。一番土地勘のある池袋で購入し、いざ出陣!と行きたいところですが、まずは腹ごしらえ笑。実はこれ、単純にエネルギー補給という意味だけでなく、購入したキットの精査と情報収集、作戦立案の時間なのです。食い意地張ってるわけじゃないですよ!
地下街でメランザーネを美味しく平らげた後、コーヒーを飲みつつキットを漁ってみると……まずは4つの目的地に足を運んで、そこから新しい目的地への情報を手に入れる、という流れのようです。なるほど。ついでに、キットの隅々まで目を通してみることに。リアル謎解きでは「情報収集」と「指示を守ること」がとにかく大切。資料の隅々まで目を通し、何となく道具の使い方を想定したところで最初の謎解き開始!この謎解きで、4つの目的地がわかるようなのですが…。
あれ??おかいしぞ!?指示を守ったのに全く答えが出ない。
何か間違えたのかな?とりあえずリトライしてみる。しかし……
うぉぉ!結果変わんねぇぇぇ!いきなり困るNaNo
いやいやいや、出発前から挫折ってどういうことよ?不良品掴まされたか!?(←完全に他人のせいにしようとしてる
待て、落ち着け。何か見落としがあるかもしれん。こういう時は、もう一度問題をよく読むのだ!
……そして気づく。己の過ち、ふがいなさ、そして4つの目的地に。こいつは油断ならん、気を引き締め直さねば!と心に誓い、いざ出発!時刻は16時30分をまわっています。のんびりしてると年が明けてしまう…。
4つの目的地巡りとアクシデント
池袋から4つの目的地を最も効率よく巡るルートを考え、最速で回る作戦を実行するNaNoでしたが、いきなりとんでもないアクシデントに見舞われます。1つ目の目的地で年末恒例の大行列ができており、なんと謎出題ポイントまで辿りつけません。目的地には2つの謎出題ポイントがあり、それを解くことで次の目的地がわかるようになっているので、ここは避けて通れない。列に並べば、時間はかかれど辿りつけるような気もしないではないのですが、目的が違う人間が列に並ぶのはいかがなものか。というか、いずれ列から脱出しなければならないのだが、それは可能なのか?うーん。数秒悩んだ結果、他から回ることを決断。これが思わぬタイムロスでしたが、運が悪かったと諦めるしかないですね。戻ってきたときには、列がなくなっていることを願いましょう。
他の目的地は順調にクリア。序盤だけあって、謎は簡単なものが多く、難なく進みます。池袋地下街での事前準備が功を奏し、謎解きにかかる時間は1題1分程度。行列足止めを挽回できるんじゃないか、ってくらいの余裕を見せてます。普段目にすることのない意外なものに出会うこともでき、へぇ~って気分で東京巡りができました。そして、行列に泣かされた目的地へリターン。多少の混雑はあったものの、悪夢の行列はなくなっており、無事に謎解き完了。さあ、次の目的地へ向かいましょう!
新たなる目的地へ
4つの目的地で得たヒントをもとに、新たなる目的地へ向かう…と言いたいところなのですが、どうもしっくりこない。これまでの謎は確信を持って正しいと言える答えを導けたのに、今、目の前にある謎は、答えがまるで見えてこない。4つの目的地で得たヒントは絶対正しい。しかし、そこから新しい情報が出てこない。それっぽい答えは見えている。しかし、それが正しいとは思えない。何かがあるはず……。でも、それが何かわからない。どうしたものか。
歩きながら考えても結論が出なさそうなので、腰を据えて考えるためにトイレに移動笑。そして個室に籠る。そして、手持ちのキットをあれやこれやと見てみると……。
!!
気づく。
圧倒的閃き(大げさ)。
これぞ行幸。
起死回生の一手!
来た!これは間違いないと言える目的地。さあ、ラストスパート!とtwitterに投稿し、地下鉄に飛び乗ったのでした。
そしてゴールへ~ヒントサイト
実はここから先はほとんど時間がかからず、あっさり終わりました。事前準備にホント救われまして、問題を見た瞬間に何をすべきかわかってしまう感じだったんです。途中、どう考えてもこのイベントの参加者しか来ることはないだろう、って場所に1人先客がいたんですが、イベントの参加者だったんでしょうか?その方以外、それっぽい方とすれ違うことは全くありませんでした。まあ大晦日の夜ですから、当然ですわな。
最後の謎を解き、特設サイトのファイナルアンサー欄に入力して、ポチッ。はい、ゴール!エンディング画面が流れて、無事クリアです。21時30分くらいだったので、結果的に5時間くらいかかってますね。アクシデントがなければもっと早かったかもしれません。で、クリア後にヒントサイトを見てみました。このゲーム、どうしても進めない人向けにヒントサイトを用意してあるのですが、その中身がどんなものなのか気になってしまったのです。結論:見ない方がよい。ヒントというより、答えじゃん!「次は○○駅だ!」って、そりゃやり過ぎでしょ笑。今回の謎は割と親切設計になっており、「情報収集」と「指示を守る」を徹底すれば、よほどのことがない限りゴールできると思います。何より、今作は謎の仕掛けが秀逸なので、それに気づいた時の感動がなくなってしまうのはもったいない。ぜひ、自分の目で、道が開いた瞬間を確かめていただきたいです。「答えは自らの手の中にある」程度で、十分ヒントになるんじゃないかなぁ。
以上、NaNoの地下謎への招待状リポートでした。時間があれば、ぜひ挑戦してみてください。
]]>本日まさかの2投稿め!と思われそうですが、実は先ほどの「ご意見~」の記事は昨晩作ったものでした。で、投稿するのを忘れて(というか、寝ちゃいました。ここしばらく体調崩してまして…)いたので、改めて投稿したわけですね。昼の投稿ということで、「こんばんは」を「こんにちは」に変える作業だけは今日やりました。前の記事の繰り返しになりますが、ぜひご意見ご感想くださいね!メンバーと個人的にお知り合いの方は、そちらに直接連絡して頂いても結構です。よろしくお願いします。
さて本題。今回のライブでは、NaNoとして思い出深い曲をセットリストに入れました。それが「シャングリラ」です。
もう何年前になるのでしょうか。Cooを立ち上げる前にやっていた初めてのバンドでのことです。真面目にドラムの練習を始めて3か月程度。とりあえず修行のためにバンドに入ろうと決心し、初心者バンド募集記事に応募して、そこで活動を始めました。で、最初の練習曲になったのが「シャングリラ」。ベース以外はド新人の集団だったので、ギターが比較的易しめの曲を選んだらしいのですが、ドラムはディスコビートを基本としたリズムパターンになってまして、左足をひたすら使い続ける曲でした。しかもハイハットの刻み方が謎だし!8分音符がひたすら並んでいる譜面しか見たことないのに、意味不明な16分音符がいっぱいある!衝撃でした。単純な8ビートすら危ういのに、こんなんできるのか!?メンバーには全く言わなかったのですが、逃げ出そうとしたこともありました笑。ただ、テキトーなNaNoくんも、ドラムだけはしっかりやる気持ちを持っていたらしく、「これをできるようにすれば演奏の幅が広がる」と自らを奮い立たせてひたすら練習した記憶があります。まあ、技術的問題で、譜面を大幅に変更しつつ対応しましたけど笑。
で、この度改めてシャングリラ。決まったときは鳥肌立ちましたね。トラウマに近いものがありましたから。ただ、当時よりも技量は上がっているはずだから、絶対何とかしてやるって気持ちもありました。改めて練習してみたら、過去にはどうにもならなかったフレーズもできるようになっているし、なんか楽しいし、ドラム続けててよかったなって思えたし。壁を乗り越えるって、知らないうちにできているものなんですね。
まだまだ自分の演奏に満足いかない部分が多いので、今後もあせらずじっくり取り組みたいです。もし、ドラムを始めて間もない方がこの記事をご覧になっていたら、是非伝えたい。上手くいかなくて辛いときが多いかもしれませんが、ちゃんと続けていればいつか必ず壁は越えられます。自分が意識していることとしては、
①曲全体の流れの中で、ショットするポイントをなるべく小さな「点」としてとらえる
②演奏を楽しむ(余計な力が抜けて、動きやすくなります。インスピレーションも豊富になるかも!)
③16分音符でひたすらスネアを連打(強打はだめ。なるべく弱い音で。各音に差がないかどうか、ショット間隔がずれてないか)
という3本柱。ぜひ自分なりの練習軸を作ってみてはいかがでしょうか?
あ、そうそう。メトロノームの使い方もちょっと工夫しています。ただ鳴らしているだけだとそれに「合わせる」ように演奏してしまうので、体の中からビートが生まれるよう特殊な使い方をしてます。
①裏拍鳴らし(文字通り、裏拍だけ鳴らします。結構難しいです)
②体内メトロノーム(あるテンポのメトロノームをひたすら聴いて体に染み込ませた後、メトロノームを切って数分間そのテンポで8ビートを叩く。その後、もう一度メトロノームを聴き、ずれを確かめる。)
参考になれば幸いです
]]>ライブから一夜明けた昨日、いろいろなご意見ご感想を頂きました。ご意見くださった皆様、まことに有難うございます。演奏についてお褒めの言葉を頂く一方で、バンドとしての力がまだまだ足りていないという事実も浮き彫りになり、今後の課題として再認識することができました。さらなる飛躍のために、メンバー一同精進してまいります。
これをご覧の皆様で、当日のご意見ご感想がございましたらお気軽にコメントを残して下さい。NaNo以外の3名はとても真面目なので、きっと読んで参考にしてくれると思います。NaNoはテキトー極まりないです笑。そこをお分かり頂いたうえで!コメント頂けると幸いです。いくらテキトーでも、頂いたコメントはちゃんと全て読みますのでご安心ください。
次回のライブは未定ですが、今後新曲を作り上げ、よりCooらしさを追求して活動をしていきます。ぜひよろしくお願いします。
]]>昨日出演したライブは無事に終わりました。多くの方にお越しいただきました。まことに有難うございました。一部の方には差し入れまでお持ちいただいたようです。この場で御礼申し上げます。
また、初めて企画に乗ったにもかかわらず、温かく迎えてくださったスタッフや対バンの皆様にも本当に救われました。有難うございました。
自分が今までに経験したことのないくらい熱の入ったライブで、すごく楽しませていただきました。いろいろ課題も多く見えてきましたが、それを改善してぜひまた参加したいです!というか、参加させてください笑。次は断られるんじゃないかってドキドキしてます…。
そういえば、自分の演奏についてのコメントも、ご覧になった方から頂きました。お客さんの声が届くってのは本当にありがたいです。さらに精進していきますので、今後ともよろしくお願いします。
そのうちほかのメンバーからもコメントが集まると思いますので、後日紹介します。
10/18(日) Sound Castle Vol.331 Halloween Special!
Cooセットリスト
1 シャングリラ(チャットモンチー)
2 Masic Music(木村カエラ)
3 fim~February is mine (オリジナル)
4 螺旋迷子(オリジナル)
5 心の旅(Go!Go!7188)
]]>前回の記事からずいぶん時間が経ってしまっていて、バンド自体が消滅したんじゃないかと思われそうですが、そんなことはありません!先日告知したとおり、次の日曜日(10/18)、ライブイベントに出演します。ちゃんと生きてますよ!笑
イベントがハロウィンパーティーみたいな感じらしく、我らCooメンバーも「仮装するか!」なんて意気込んでいたんですが、他のメンバーはともかく、NaNoの準備が全く進んでいません!これはやばい。次、仕事がお休みの日も出勤することが確定していて、その次のお休みの日はライブ当日。どうすんだ、これ!?もはや通販に頼るしかないのか!
残り6日。がんばります…。
あ、全然違う話ですが、ギターの「もつ」が「motsu」に改名しました。一人だけひらがなだと気持ち悪い、が理由だそうです。だからどうしたってレベルの話ですが、一応…。
以上、NaNoでした。
]]>SOUND CASTLE Vol.331 "Halloween Special!"
10/18(日) 渋谷aube Open 15:00 Start 15:30
前売:2,000円 / 当日:2,500円
詳細はこちら
]]>手帳。「現在や未来」のスケジュールを管理するツールのひとつ。しかし、未来の時点で過去の手帳を見返せば、思い出を呼び起こすツールに変身する。
昨日、なぜか大学時代の手帳が出てきました。ぱらぱらとめくってみると、「そんなこともあったなぁ…」と、懐かしい気分に。もちろん楽しいことばかりではありません。人生をひっくり返すんじゃないかというくらいの大きな事件についても記録が残っていました。自暴自棄ってこういうことなんだろうなぁ、なんて当時の自分を客観視できるくらい、時間が経ったのですね。
いつ何が起こるかわからないのが人生。起こってしまったことは変えられないのが人生。それを受け入れて、乗り越えて、人は成長するのかもしれません。最近はそういったことを受け入れられない人が増えているとか。とても残念なことではありますが、自分も過去を思い返すと、気持ちはわかる気がします。
いつまでも過去に縛られるわけにはいかないので、思い出の手帳は廃棄しました。今となっては過去のこと。過去を大切にすることと過去に縛られることは違うはず。過去の経験を今に生かしてほしい。手帳が出てきたのは、そんなメッセージを伝えたかったからと信じています。
ありがとう。
]]>締め切りが明々後日です、オリジナル曲の。数日前、もうほとんど終わってるので問題ないとたかをくくっていたら、知らないうちに追い込まれました。仕事では、業務フローの作成が明日まで。その他もろもろ来週月曜日まで。やばいね、これ。そろそろ分身の術を身に付けないといかんですね。
ああ、思い出した!日曜日に合わせる曲の練習もしてないぞ!
ぐぅぅ、死中に活を見出せるのか!?
がんばろ
]]>Charry(Vo/Gt) もつ(Gt) momo(Ba) NaNo(Dr) の4人体制になりました。
]]>昨日はCooのキックオフミーティングを行いました。今さらキックオフミーティングっておかしくないか?と思う人もいるかもですが、「お知らせ」に載せたとおり、メンバーに変更がかかったので実施した次第です。
新規加入メンバーはCharry(Vo/Gt)。なんとボーカルが交代するという…。そしてさらに!大人な感じの「女性ボーカル」ということで、今までのバンドのイメージが完全にひっくり返るレベルで再出発なのです。今までにストックしてきた曲は、ほぼすべてどんがらがっしゃーん…。あ、これうちの会社でよく使われる擬音語です笑。進行中の計画が何らかの突発的事情で白紙に戻されることを言います。
はい。ということで、活動の方向性などなどを決めてきたわけです。Charryはとてもエネルギッシュなボーカルなので、きっと華やかなステージを作れることでしょう!ご無沙汰になっているライブも、秋くらいには実現できるよう調整中です。そして、ミーティング内でガツンと追及されたのが、「NaNo新曲早く上げろ。」……はい、がんばります。
やっとメンバーが固まってきた感のあるCoo。新体制で駆け抜けます!
]]>自分で言うのもあれですが、本日誕生日を迎えました。おめでとう!ありがとう!
繰り上がりの恐怖に負けず、この1年もがんばろう!
まあそんなことは置いておいて、最近、自分の身のまわりが大きく変化し始めました。まるで、「いい加減ちゃんと生きなさい。もう少し大きなステージに立ちなさい。」と神様が言っているかのような変化。正直言って、なぜこんなにも急にいろいろ変わり始めるのか全くわからないのですが、人生の転機ってやつなんですかね。もしかすると、このバンドも大きく変わるのかもしれません。
誕生日を迎える1か月ほど前からその兆候がありましたが、当時は変化に取り残されるような錯覚があって、迷いの渦の中でもがいていたような感じでした。今となっては、その変化を全部食ってしまおうと覚悟を決めて過ごしています。
ここまで来たらもはや駆け抜けるのみ。その先にあるものが何であろうと、後悔はしないように生きたいですね。
]]>ついさっきまで、2時間かけて書いていた日記が消えました。
消 え ま し た
き え ま し た
キ エ マ シ タ
ドウシテカッテニページバックスルノサ…
なんか、もう喪失感が半端ない。同じ記事をもう一度書く気にもならん…
気が向いたら
またそのうち
がんばってみようかな……
次消えたら
PC窓から投げそうだ…
だれか
このすさんだ心を
癒してください…ぅぅ
]]>突然ですが、momoくんは偉いですね。このブログは音楽ブログだから、音楽ネタを提供しようと頑張っておられます。それに比べて、まあ自分の記事はしょーもないことばかり並べてますな。すみません。今日だけ反省して音楽ネタにします…。
今回はタイトルにある通り和太鼓のお話です。実はわたくし、音楽大学附属の幼稚園に通っていた過去がありまして、小さい頃からいろいろな楽器に触れてきたんです。カスタネットから始まり、タンバリン、木琴、バイオリンなどを幼稚園時代に、その後ハーモニカ、小太鼓(まあ、今思えばスネアドラムですね)、リコーダー、トランペット、と続いて今に至ります。なんか他にもあったような気がしますが、忘れました…。
えと、和太鼓どこよ?って突っ込みが入りそうなので補足しておきますと、リコーダーと同時期くらいですので小学校4年生くらいです。幼稚園や学校で担当していたものではないので、和太鼓は上のリストから除外しました。なぜいきなり和太鼓が入ってきたのか、実は自分でもよくわかっていません。ただ、間違いなく言えるのは、他の楽器に比べて熱中度がずば抜けて高かったということ。改めて当時を振り返ってみたいと思います。
事の始まりは、間違いなく父親だったことは覚えています。何と声をかけられたのか覚えていませんが、町内会主催の盆踊り大会で演奏する和太鼓練習に参加してみないかと誘われたような気がします。本当にそれくらいしか覚えていません。気づいたらバチ持って座布団相手に練習してました笑。父親はその練習会の先生みたいな役割だったんです。まさか自分の父親がそんなことをやっているとは!と驚く一方で、どうして小4の自分がこんな大人だらけのところに呼ばれたのか不思議でならなかったのですが、「ドドンがドン」というリズムでひたすら座布団を叩くのが楽しくてひたすら練習してました。ごはん食べるときですら、テーブルの角を使って指で練習するレベルまでのめり込み、「行儀が悪い」と叱られまくった記憶があります。
何週間かすると、練習に参加する子供の姿が増えてきました。自分が練習に引っ張られた理由は、「こども太鼓」という盆踊り企画(その名の通り、小学生のこどもが盆踊りで太鼓を叩く企画です)のためだったことが、この時期になってようやくわかってきました。人によっては、大人の事情で利用されたのか!って悪く思うかもしれませんが、自分の場合は「こんなに楽しい世界を紹介してくれてありがとう」って気持ちの方が圧倒的に強く、ちょっとした先輩みたいな感覚で楽しく練習してました。父親もこの企画の成功のために尽力していまして、使えなくなった椅子を解体して取り出した部品から「和太鼓練習台」みたいなのを自作し、子供たちの練習のために提供していました。これだけいろいろやって、本番上手くいかないわけがありません。こども太鼓は大成功をおさめ、それを見ていた子供たちが次々に入団希望を出してくるようになりました。実際に叩いた自分としても、非常に誇らしく思った記憶があります。
気持ちが乗ってくると、上手くなりたい願望がどんどん強くなってきて、一緒に始めた弟とともに「他人の技をどちらが先に修得できるか」という勝負をするようになりました。これが我々兄弟の技術を飛躍的に上げるきっかけとなるのですが、それと同時に周りの大人から化け物扱いされ始めます。15分もたたないうちに自分の技が盗まれて真似されるわけですから、そりゃ「何なんだ、この二人?化け物か!?」って思いますよね。後日我々に憧れて入ってきた後輩に同じことを「される側」になったのですが、素直にすごいと思いましたし、それが嬉しくもありました。直接会話はほとんどしないのですが、「この技は真似できるか!?」とばかりに見せつけると、彼の眼は輝きだして、いつの間にやら自分のものにしてしまっているのです。このやりとりが楽しくて楽しくて。ほんと、好きなものは上達が早いってのは正しいですね。
ある程度の技術を身に付け、よくわからないうちにカリスマ的存在になってしまい、オリジナリティーが求められるようになってくると、他人の真似だけでは済まされなくなります。3年ほど経った段階で弟が活動休止状態になってしまい、自らの頭だけで考えて演奏しなければならなくなりました。最初に考えたのは「踊り太鼓」というパフォーマンスです。盆踊りなのだから、自分が楽しそうに踊ってみせることで周りも楽しくなるのではないか、という考えから生み出しました。あえてオーバーアクションを取りながら、あらゆる技を演奏に突っ込むというだけなのですが、周りに与えるインパクトは絶大で、それ相応の成果は上げられました。
しかしあるとき、「太鼓が目立ちすぎてその他の音が聞こえにくい」というような声をいただき、自分の演奏が本質から外れていることに気づかされます。「主役は太鼓じゃない。」なんてことだ!自己満足にもほどがある!ということで、ここから一気に方針転換が始まります。派手な技は一律封印。たまにアクセントとして入れるレベルにとどめる。音のバランスと粒立ちをはっきりさせる。リズムをしっかり刻む。これが自分の新しい目標となりました。以前とは違った意味で驚かれるようになりました(大技の数が極端に減った!という驚きがあったようです)が、自分としては進化した音に注目してほしいと感じていましたから、全く気にしませんでした。音を遠くまで響かせる技術が身に付いたおかげで、調和という新しい表現方法を使いこなせるようになったのは大収穫でした。
現在は1ドラマーとして活動をしていますが、タイコが出す音についてはアマチュアドラマーとしてはかなりこだわっている方だと思います。それは過去の和太鼓のおかげ(父親のおかげとも言えますね)。良いバンドサウンドを作るには、調和という考え方が不可欠だと思っています。Cooのサウンドはまだまだ未完成、粗削りな部分が多いですが、これをまとめあげていくのはドラムの仕事です。誰かに聴いてもらって、「あ、これCooでしょ!」ってすぐにわかってもらえるような、そんなバンドを目指したいと思う毎日です。
]]>最近ため息をつきたくなる瞬間が多くて困ってるのですが、そういうときには音楽の力を借りて気持ちを切り替えるようにしています。いろいろ候補はありますが、ここのところスキマスイッチの「全力少年」を聴くことが多いです。曲調も好きですが、歌詞に共感できるという点が大きいです。何というか、今の自分に近い内容なんです。視界はもう澄み切ってる、のかどうかはわかりませんが、先へ進む力をもらってます。あとは中島みゆきの「瞬きもせず」でしょうか。中島みゆきの曲の良さは、歳とってからわかってきた感じがします。ほんと、泣けます。頑張らなきゃって思えます。最近はNHKの連ドラでも中島みゆき使われてましたね。ぜひいろいろな人に聴いてもらいたいです。
世間には、音で曲を好きになる人と、詞で曲を好きになる人がいますよね。皆さんはどちらでしょう?
]]>4月になりました。ベースのmomoくんはエイプリルフールツイートをやりたい放題やってましたね。
わたくしは結婚詐欺と戦ってました笑。って言えば少しはネタになるかと思ったのですが、リアルに笑えないネタっぽいのでやめました。自虐的すぎるって理由もありますが笑
さて、4月といえば新生活の始まりというイメージが強いですが、残念なことにNaNo周りでは何一つ「新」がありません。仕方がないので、新入社員の自己紹介文を読んで、「ああ、自分にもこんな頃があったなぁ…」なんて年寄めいたことをつぶやいております。
で、ふと思ったこと。自分の特技ってなんだ?というか、自己紹介って何するんよ?小学生みたいに、「好きな食べ物」とか「好きな芸能人」とか言うの?そこから話が発展することを考えると、さすがに「好きな食べ物」っていうのは…。でも、「どこどこのお店の○○が好き!」「あ!そのお店知ってる!」って展開もありうるから、お店関連だったら言ってもいいのかな。自己紹介って、初対面の人と自分との間にある共通点を探す材料ですよね。だから、あえて広く知れ渡っているものを挙げた方が効果的だと思われます。
しかし!わたくしみたいに世の中の流れから完全に置いていかれていると、これが相当きつい。
例1 特技→ドラムちょっとだけ叩けます。バンドやってます。
これについては、「どんな曲やってるんですか?」が定番の切り返し。で、あーだこうだと説明しても、話している相手が音楽人でない限り共通点にはならない。結果的に話が発展せずに終わる。まれに、好きな音楽ジャンルについての話に発展するが…
例2 どんな音楽聴くんですか?(好きですか?)
実はこれが一番破壊力のある質問。正直に答えたらほぼ間違いなく会話が止まる。自分のよく聴く音楽はかなりレアみたいで、全く知られていないケースが多い。つまり相手が話についてこられずに終わる。ここで嘘ついてExileが~とか、嵐が~とか言えばもしかすると救われるのかもしれないが、突っ込まれたらどうにもならぬ笑。毎回正直に答えて死んでます…
例3 趣味は何ですか?
はい、音楽です。そしてその後、例2へ続きます…。最後の手段として、「旅行」を挙げることも。
というように、自分が持っているものが仕事or音楽になっちゃっているため、自己紹介の定番質問が辛くて仕方がありません。有名店で美味しいものをよく食べるわけでもなし、何かに詳しいわけでもなし、考えれば考えるほどつまらん人間だな、と落ち込みますね。
結果的に、相手の話をよく聞いて、それに乗っかってガリガリ質問しながら会話を続ける力ばかりが成長しました。よく、人の話を聞くのが上手と言われますが、ここを突破されたら終わりなので、無意識に頑張っているんでしょうね。
早く自分に合った、画期的な自己紹介を編み出したいものです。
]]>わたくし、まれに理由もなく、ふとした行動に出ることがあるのですが、それが抜群のタイミング!ってことが多いんです。
今回は、普段まともにチェックしないで捨ててしまうクレジットカードの明細をたまたま開いたところからスタート。そしたら2015年3月に失効するポイントが大量に余っていることが発覚!過去には楽天スーパーポイントとやらが1万円分近く消滅する寸前だった経験もあり、時々チェックしなきゃいかんなぁと反省してたんですが、人は同じことを繰り返すようですねぇ。自慢にならんですけど。
むざむざ数千円相当の権利を放棄するのはバカらしいので、交換できる品物をチェックしてみます。最近買おうと思ったフットマッサージャーかドライヤーがあればいいな。…あった!ドライヤー発見!パナソニック製イオニティ!しかも、風がガンガン吹き出してくるやつじゃないですか!速乾、素敵。ということで応募。ポチッ。1~2週間で到着するようです。いやー、ドライヤー買わないでおいてよかった!
こんな出来事のように、いろんなチャンスは気づかないところに転がっているんだと思ってます。日常の歩みを一瞬だけ止めて、改めて周りを見渡してみれば、何か新しいことが見えてくるかもしれませんね。
]]>いつもいつも思うのですが、こんなよくわからないブログにnice!をつけてくださる方が何人かいらっしゃいまして、ほんとありがたい限りです。今後とも、よろしくお願いします。不定期更新ですけど笑。
さて今回は久しぶりの連載企画、NaNoの函館旅行記パート3です。正直いって、記憶が薄れてきてます!旅行の際に手に入れたパンフレットを頼りにがんばって思い出しておりますが、やっぱり時間が経つとだめですね。臨場感に欠けます。ですが、こんなことではめげるNaNoではございません!記憶をたどる、函館旅行記観光編、行ってみましょう!
函館湾内クルージング
お腹が満足したところで、クルーザー乗り場へ直行です。ラッキーピエロから歩いて5分もかからないくらいのところに乗り場があるので、迷うことなくチケットゲット。相変わらず風が強いのですが、普通に運行するみたいです。よかったよかった。船内でのんびりするなんてもったいないので、デッキに陣取っていざ出航!
海から見る函館の景色は結構面白いもので、自然の山々はもちろんのこと、いろいろな建造物が作っている街並みがすごくレトロな感じなんですね。似たような風景は、横浜、長崎、上海で見たことがありますけど、いずれも港として発展してきた歴史を持っているがゆえの共通点なのかもしれません。もう少し遅い時間ならライトアップされた景色を見ることもできたのかもしれませんが、残念ながら今回はおあずけ。ライトアップされた街並みは函館山の上から見ると決めていたので、こんなところで時間を食うわけにはいかんのです!
そんなこんなで、クルーズも後半に突入…、というところで事件?発生です!先ほどから気になっていた風が、とんでもないレベルにまで強まってきました。
てか、寒い!
めっちゃ寒い!!
風の音が強すぎて、観光案内放送が聞こえない!デッキにいた乗客は、あまりの風と寒さに、ひとり、またひとりと船内に避難。しかし、NaNo的にはせっかくの機会。こんなことで引き下がるわけにはいきません。髪の毛ぼさぼさ、顔面冷え冷えになりながらも、デッキに居続けてやりましたよ…。暴風の中、写真撮りましたよ…。夏だというのに、鼻水すすりながら船から降りるという珍事。この風はデフォルトなのかどうか、今も謎に包まれています。北海道の夏は恐ろしいですね。
赤レンガ倉庫群
ガタガタ震えながら船から降りてきたNaNo。この後は函館山に向かう予定でしたが、日の入りまでかなり時間があるということを知り、少し近くをうろうろすることに。まずはクルーズ中に発見した、旧青函連絡船摩周丸を見に海岸を歩きます。海からはそんなに大きさを感じなかったのですが、いざ近づいてみると半端じゃない大きさ!その気になれば入れるらしいのですが、船内をぐるっと回る時間はなさそうなので、ここは回避。いつかは入ってみたいですね。
摩周丸を後にして、次は赤レンガ倉庫群内を散策。倉庫の多くはお店として使われているようで、明治~大正の雰囲気を少し味わえます。実は、明治~大正の洋風な雰囲気(「御神楽少女探偵団」や「悪魔召喚士葛葉ライドウ」みたいなゲームの雰囲気ですが、逆にわかりづらくなっちゃいますでしょうか…)がすごく好きで、こういう街並みを散策していると楽しくてたまりません。これにガス灯なんかが点灯したらたまらんだろうなぁ、なんてニヤニヤ(心の中で!)していたら、どこからともなく鐘の音が聞こえてきました。軽い音なんで、大型の鐘ではなさそうです。音がしたと思われる方向へ向かってみると、半壊したような壁に小さな鐘がぶら下がっているではないですか。面白そうなんで近づいてみたら、どうもカップルでこの鐘を鳴らすと幸せが訪れるとか何とか。おうおうおう!そういう鐘かい!何十回でも何百回でも鳴らしてやるから、幸せおすそ分けしてくれや!!…なんてことは口に出せず、周りの仲良しカップルさんに道を譲ったのでした。とぼとぼ…
さて、だいぶ日没が近づいてきたので、そろそろ函館山に向かいましょう。
そして、だいぶ眠いので、そろそろ次回にしましょう…。次で完結させたい…。
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