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函館旅行記 [NaNo]

こんばんは、NaNoです。

日本各地でお盆を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。わたくし、昨日北海道弾丸旅行から無事に帰還しましたが、東京は蒸し暑いですね。函館は比較的気温が低く、過ごしやすい毎日でした。台風の影響で風がやや強かった感もありますが、それは致し方ないということで。現地では五稜郭や函館山をはじめとする主要な観光スポットを1日で巡らなければならなかったため、ちょっと忙しい旅行ではありましたが、またとない経験ができたのは幸いでした。

さて、そんな旅行の最中に、音楽人としては見過ごせない場面に遭遇しました。満面の笑みで手回しオルガンを回しているお兄さん。写真も撮ったのですが、勝手に公開するわけにはいかないので、がんばって言葉で説明します!場所は函館山の教会が並ぶ地域。伝統的な建築物を見学しながら道を歩いていたら、どこからともなく聞こえてくる優しい音。リコーダーとかオカリナとか、そんな音です。で、聞こえてきた曲がジブリの楽曲やMelodies of Life(FF9で使われた主題歌です)といった、まさに音色と合致したものばかり。場所が場所だけに、最初は教会から聞こえてきていると思ったんです。ところが、ふらふらと音のする方へ向かってみたら、笑顔で手回しオルガンを回しているお兄さんがいるではありませんか!周りには足を止めて聞き入っている人も多く、また、物珍しさや選曲、回し手の人柄も相まって、その界隈が笑顔であふれていました。音楽の力を見せつけられた感じがして、しばらくその場で聴いてみることにしました。ほとんどの観光客は足を止め、しばらく聴いていく。函館山は外国人観光客も多いのですが、彼らも例外なく足を止める。まさに音楽に国境なしといった感じです。我々はライブハウスでこういった空間を作り出すことができているのだろうか。とても考えさせられました。

演奏終了まで聞いた後で少しお話をさせていただいたところ、どうもこのお兄さん、本職はピエロだったようで笑。どうりで表情豊かなわけです。手回しオルガン奏者は別にいらっしゃって、たまたまピエロのお兄さんに代わりに演奏してもらっていたとのこと。本職の回し手のお姉さんにもお話を伺いましたが、なんとピエロのお兄さんも手回しオルガンのお姉さんも函館の方ではなく、東京や横浜からいらっしゃっているそうで。演奏旅行か何かかな?と思っていたら、近々開催されるイベントのためにいらっしゃっていたようです。

『第2回こやぎの丘の小さな夏祭り』(くわしくはこちら

きっと楽しいお祭りになると思いますよ。

旅行って意外なところで出会いがあるものです。そのワクワク感がたまらないんですよね。ああ、帰ってきたばかりで言うのもアレですけど、どっか行きたい!


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