音を作るということ

こんばんは。NaNoです。

4月も終わりに近づきまして、スタジオのあちらこちらで諸先輩方が新入生らしき人にレクチャーしてる姿を見るようになりました。大学の軽音サークルでしょうかね～。初々しいところが素敵です。がんばれ1年生！

最近、音を出すことの難しさを痛烈に感じることがあります。ハイハット刻み、タム回し、バスドラやスネアの一発、シンバルの鳴り方など、昔だったら「とりあえず鳴らせばよい」と思っていたところがすごく気になるようになりました。ほかの楽器でもそうなんでしょうけど、バンドという形で合奏してみると、しっくりくる音とそうでない音がはっきり分かれる。自分のドラムのルーツは盆踊りの和太鼓なんですが、当時も技を磨くことに必死だった時代から、音の鳴りを強く意識するようになった時代へ変化したと記憶しています。多分、自分の音楽観がここに表れているのでしょう。

楽器を鳴らすステージから楽器で表現するステージへ。まだまだ先は長い……。だから音楽はおもしろい。どこまで登りつめられるかはわかりませんが、プロとかアマとか関係なく、高みを目指していきたいと思う今日この頃です。