『二十九歳』 [NaNo]
こんばんは、NaNoです。
昨日Base Ball Bearのニューアルバム『二十九歳』を手に入れまして、早速聴いてみました。
曲の完成度もさることながら、今作はアルバムとしてのまとまりが素晴らしく、これでもか!というくらい心に響く詞となっています。日常起こりうる普通の出来事と、そこにある感情、不安、喜び、哀しみ、怒り、欲望などがありのままに表現されていて、あまりの等身大っぷりに共感したり自分を重ね合わせてみたり。歳を重ねていろいろな経験を積んだ人にこそ聴いてもらいたい、そんなアルバムです。全ての曲が一つに繋がっているような錯覚まで引き起こす完成度。これぞアルバム!って感じです。
10代くらいの若い世代には、このアルバムの世界観やメッセージが伝わりにくいかもしれませんが、いつか歳を重ねて人生をもう一度見つめなおす時がきたらもう一度聴いてもらいたい。その時に、きっとこのアルバムの真価がわかると思います。
簡単に曲の紹介をしようと思ったのですが、ネタバレになるうえに書ききれないのでやめます。そもそもアルバムとしてのまとまりが高いせいで、1曲だけのレビューができませんし…。
ベボベファンもベボベって何?って方も、ぜひ一度お試しください。
……次回作どうなるんだろ?
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