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函館旅行記 観光編 其の壱 [NaNo]

 こんばんは、NaNoです。

 暑いのか涼しいのかよくわからない天気が続いているせいか、疲れが溜まってきた感がある今日この頃。皆様お体にはお気を付け下さい。さて今回は函館旅行記の新編、というか、これを先に書けよっていう内容をお届けします。過去2回は音楽視点での旅行記でしたので、肝心の観光地はどうなのよ?って疑問が残る構成となっておりました。そんな疑問を一気に解決!…できるかどうかわかりませんが笑。ガイドブック目線ではなく、実際に足を運んで観てきた内容ですから、それなりに参考になると信じたいです……。

 羽田空港⇒函館空港⇒湯河原温泉

 今回は羽田から函館空港まで飛行機を利用して行きました。そんなに長い休暇が取れるわけではないので、移動時間は極力短縮しようと思った結果こうなりました。本当は、鈍行列車あたりでのんびり移動するのが好きなのですが、そうも言ってられないのが辛いところです。フライト時間は約1時間。何と通勤時間より短い!すごいな飛行機。もちろん搭乗手続きなどのせいで実際はもっとかかるのですが、それでも2時間程度ってのが感動的です。函館空港は新千歳と違ってこじんまりした空港ですが、見晴らしがとても良く、晴れた日の景色は抜群です。空港内のレストランから滑走路が一望できるようになっていますから、ちょっとした待ち時間に利用してみてはいかがでしょうか。

 今回の旅の拠点は湯河原温泉。空港と駅の間に位置する温泉郷です。空港からタクシーに乗って10分程度で到着。本当はこの日の夕方くらいから観光を始めようと思っていたのですが、あまりにも雲行きが怪しかったので急遽ホテルでおとなしくすることに。本当は夕食をホテルでとる予定ではなかったのですが、無理やり頼み込んで会席料理を出してもらいました。ほんと感謝です。ちなみに夕方から雨風がシャレにならんくらい強くなってきて、外出しなくて正解だったことにニンマリしてました。

 湯河原温泉⇒五稜郭公園

 さて次の日は観光デー。朝から天気も良く、お出かけにはもってこいの陽気です。ちょっと風が強いのが気になりますが、まあ何とかなるでしょう。移動手段はいろいろあるのですが、今回選んだのは市電。いわゆる路面電車です。東京の路面電車(都電)は、ほぼ信号で止まることはありませんが、函館市電はその辺律儀で、とにかく止まる。電車優先なんてルールはまるでなし。東京都民はカルチャーショック受けます笑。イメージとしては、レールを走るバスみたいなもんですかねぇ…。で、なぜに市電を選んだかというと、一日乗車券があるから。600円で乗り放題。安いですねぇ。ちなみに二日乗車券もあるらしいです。

 電車に揺られて十数分。目的地「五稜郭公園前」電停に着きました。しかし、ここでまず北海道の恐ろしさを痛感!東京都民としましては、「○○前」って言ったら、本当に目の前かそれに準ずる近さを想定するわけですよ。ところがこの電停は全然違う!公園まで数百メートル歩く必要があります。北海道、スケール違うな。数百メートルでも「前」って表現しちゃうんだから。10分ほど歩いてようやく五稜郭に到着。公園と言うだけあって、自然がたっぷり。桜がたくさん植えられているので、5月GWごろは圧巻の景色になるでしょうね。春は桜花、夏は緑葉、秋は紅葉、冬は雪化粧、が楽しめそうです。

 五稜郭はもともと城塞として作られたものですから、土塁や坂がたくさんあって、一周散策するとなるととてもしんどい。大砲を運ぶための坂、ってのもあるのですが、こんな急坂をよく運んだなって感心するくらい大変です。なので、自分の体調と相談したうえで、散策コースは決めた方がいいですね。

 五稜郭内には箱館奉行所が設置されていたのですが、数年前に一流の職人の技を結集させて、奉行所の建物が復元されました。城をはじめとする歴史的建造物を見ると必ず入りたくなる性分でして、今回も例にもれず突撃。そしたら、まあすごいのなんの。観光客がいなければ明治期にタイムスリップしたような気分になれるくらい緻密に再現されてます。時代劇で、殿様が奥に座って家来が手前に控えているシーンをよく見ますが、あれと全く同じ作りの部屋もあります。手前に座って家来気分を味わったり、奥に座って殿様気分を味わったりできます。ええ、当然座ってきましたとも、殿様側に笑。たまにはそんな気分に浸ってみたいじゃないですか!なお、昔のトイレも復元されているのですが、そこには「使用禁止」の看板が立ててあります。誰か使ったんかな笑。ドアがないから丸見えなんですけどね。

 さて、五稜郭公園のすぐそばには、五稜郭タワーという展望台のような施設があります。ここで、夏休み特別企画「秘密の階段を上ろうツアー」とやらが開催されていたので、参加してきました。秘密の階段っていうととても神秘的なのですが、言い換えると非常階段です笑。もちろん好き好んで階段を上りに行ったわけではなく、あるもの目当てにがんばっただけです。それが、展望台下にある足場へ行くこと。通常展望台は閉鎖空間なわけですが、この足場は建物外にあり、窓を通さずに展望できるスペースなのです。通常は開放していないらしいので、こりゃ行くしかないでしょう。ところが、足場に出た瞬間に、当日の気候に苦しめられる結果に…。それが「風」。外へ出たまでは良かったのですが、風がとんでもなく強く、油断すると吹っ飛ばされるんじゃないかとドキドキしっぱなし。もう少し気楽に景色を楽しみたかったのですが、思った以上に大変な場所でした。まあ風は爽やか?だったので気持ち良かったんですけどね。

 タワーの1階には売店がありまして、ここでは新撰組グッズが豊富に取り揃えられています。今まで全く知らなかったのですが、どうも土方歳三はとてもファンが多いみたいですね。グッズもかなり多く用意されていました。知り合いの女子に「お土産は土方グッズ希望」と言われなければ、全く知らないまま歳を取っていたかもしれません。ま、土方グッズを選ぶ前に北海道メロンソフトクリームの方に興味をひかれて、もしゃもしゃ食べてたんですけどね。売店のすぐ隣にある軽食販売でソフトクリーム買って、「土方グッズなんて、どこに売ってんだよ~」ぺろぺろ「お!ソフトクリームうまいな!」ぺろぺろ。「あそこの売店に売ってないかな~」ぱりぱり。これが真実です笑。世の中の新撰組ファンの皆様、大変申し訳ございませんでした…。

 さて、そんなこんなで昼過ぎまで五稜郭近辺をうろついた後、次なる場所へ移動しますが、長くなってきたので次の機会に。昼ごはん、赤レンガ倉庫、クルージング、などなどを紹介していきたいと思います。ではまたー。


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